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総入れ歯は、歯がないため、歯ぐきの上に入れ歯をのせて使用します。歯を失って歯ぐきの土手の部分が吸収していくと、形が平らとなって、入れ歯の安定が悪くなり、うまく食事ができなかったり痛みが出たりします。
そのため、何度も、いろいろな歯科医院で入れ歯を作り直しをされますが、なかなか合いません。多い人では、こたつの台では乗り切らないくらい、たくさんの義歯を作られている方もいます。歯ぐきの土手が溶けて流れてしまっている方は、どこの歯科医院でどのような方法で作っても、安定した入れ歯を作ることは非常に困難です。
このような場合、痛くなく快適に食事ができるように回復するには2つの方法があります。
1つめは、ポルトガルのDr.PauloMalo(ドクター.ポールマロ)によって開発された固定式無歯顎補綴術式です。
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固定式無歯顎補綴術式の
インプラント配置 |
傾斜埋入により臼歯部の咬合圧をインプラント上に広く均等に配分することができます。 |
固定式無歯顎補綴術式の、パノラマX線像です。 |
下顎に4本のインプラントを計画して植立し、その上に固定式の歯を作ります。手術と同時に仮の歯が入り、その日から食事ができるようになります。傷が治ってから最終的な歯と入れ替えをします。
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| 上顎のインプラント配置。骨が脆弱な場合は6〜7本埋入することもあります。 |
下顎のインプラント配置。下顎には4本以上埋入することはありません。 |
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インプラントに、最終的に固定式の歯が入ったところです。 |
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Dr.PauloMalo(ドクター.ポールマロ)の報告では、2006年に316名の患者に対する合計1,020本に及ぶ無歯顎補綴術式の治療におけるインプラントの累積残存率を発表しています。それらを表にまとめました。
このように、非常に成功率が高く安定率が高い術式と報告されています。
もうひとつの方法は、下顎に2本、上顎に4本程度のインプラントを植えて、その頭に取り外しの義歯を磁石を利用して安定させる方法です。(磁石式インプラント入れ歯)

強力な磁石でピッタリくっつきますのでよく噛める入れ歯ができます。さらに磁力は低下しないので、いつまでもよく噛めます。また、義歯の装着時に磁石の吸引力で自動的に所定の位置に納まるので、装着も簡単です。
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| 磁石を使用した入れ歯。維持装置が正面から見えないため、審美的に優れています。 |
磁石を使用した義歯の粘膜面 |
土台の形態。単純な形態です。 |
磁石式インプラント入れ歯は磁石とインプラントの2つのハイテクノロジーを組み合わせた理想的な治療法です。ただし、噛む力は1つ目の無歯顎補綴術式よりも劣ります。
全身疾患等で手術が出来ない方にはコンフォートデンチャーという
痛くなく良くかめる最新の総入れ歯での対応が可能です。
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